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title: "AI導入コンサルの選び方｜役割・費用の考え方・失敗しない条件"
description: "AI導入コンサルの役割とITコンサル・開発会社との違い、支援の流れ、4つの型と契約形態の比較、必須条件と差が付く条件を分けた選び方を解説。生成AI・AIエージェント導入を検討する中小企業の担当者向けに、依頼前の準備も解説。"
canonical: https://curumi.co.jp/blog/ai-adoption-consulting
date: 2026-09-28T03:10:53.118Z
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# AI導入コンサルの選び方｜役割・費用の考え方・失敗しない条件

## AI導入コンサルとは？役割と、依頼を検討すべき会社の条件

AI導入コンサルは、型を決めてから入場券で絞り、最後に差で選ぶと失敗しにくいです。この記事は、生成AI（文章や画像を作るAI）やAIエージェント（指示を受けて複数の手順を自律的に進めるAI）を入れたいものの、社内に推進役がいない中小企業の経営者とDX担当者に向けて書いています。

おすすめN選のように会社名を並べる代わりに、自社に合う型と、失敗しない依頼の仕方を判断できる状態を目指します。AI導入そのものの進め方は、親記事の[AI導入の全体像](/blog/ai-adoption)にまとめています。

### AI導入コンサルの役割：任せ分けを設計する人

私たち株式会社くるみは、AI導入コンサルを「ツールを売る人ではなく、どの業務をAIに任せ、どこに人を残すかを設計する人」と定義して支援を組んでいます。ツールの選定や構築は結果として付いてくるもので、先に決まるのは業務と人の側です。

生成AIコンサルティングと名乗る会社でも、中身は研修中心のところから開発中心のところまで幅があります。役割をこの定義で固定しておくと、会社ごとの違いを同じ物差しで見られます。

### 依頼を検討する価値がある会社

依頼を検討する価値があるのは、業務を棚卸しして順番を決める人が社内にいない会社です。ツールの使い方は自分たちで覚えられても、どの業務から置き換えるかの判断は、経験がないと止まりやすい工程だからです。

逆に、推進役がいて対象業務も決まっている会社は、コンサルではなく開発会社や自社での導入で足りることが多いです。この見分け方は後の節で図にして示します。

### 3段階の全体像

選び方の全体像を先に示します。型を決める：戦略か実装か、入場券で絞る：必須条件の確認、差で選ぶ：任せ分けの設計、小さく試す：契約前に検証、の順で候補を絞ります。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig1.webp" alt="AI導入コンサルの選び方を4工程で示した図。型を決める、入場券で絞る、差で選ぶ、小さく試すの順に進めることで依頼先の失敗を減らす。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>会社名で探す前に、自社に合う型と必須条件を先に決めるのが遠回りに見えて近道です。</figcaption></figure>

- 型を決める：戦略か実装か　自社が欲しいのは構想書か、動く業務かを先に決めます
- 入場券で絞る：必須条件の確認　実績、セキュリティ、投資対効果の示し方が揃わない会社は候補から外します
- 差で選ぶ：任せ分けの設計　どの業務をAIに任せ、どこに人を残すかを一緒に設計できるかで最終判断します
- 小さく試す：契約前に検証　本契約の前に1業務で試し、進め方の相性を確かめます

## ITコンサル・SaaSベンダー・開発会社との違い

似た依頼先との違いは起点にあり、AI導入コンサルは業務と人から設計を始めます。ITコンサル、SaaSベンダー（クラウドで業務ソフトを提供する会社）、開発会社はいずれも役に立つ依頼先ですが、起点が違うので残るものも変わります。

### 起点・得意・弱点・残るもので比べる

依頼先の違いは、起点、得意、弱点、残るものの4行で比べると見えます。起点はシステム、自社製品、要件、業務と人に分かれ、残るものは設計書、ツール、システム、動く業務です。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig2.webp" alt="ITコンサル、SaaSベンダー、開発会社、AI導入コンサルの4者を、起点・得意・弱点・残るものの4行で比較した表。AI導入コンサルは業務と人を起点に任せ分けを設計する。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>AI導入コンサルは会社ごとの幅が大きいため、次の型と条件で見分けます。</figcaption></figure>

- ITコンサル　起点はシステムで、IT全体設計が得意です。弱点はAI実装は薄いことで、残るものは設計書です
- SaaSベンダー　起点は自社製品で、製品の定着が得意です。弱点は製品外は対象外になることで、残るものはツールです
- 開発会社　起点は要件で、仕様どおり構築が得意です。弱点は要件は自社持ちになることで、残るものはシステムです
- AI導入コンサル　起点は業務と人で、任せ分け設計が得意です。弱点は会社で幅が大きいことで、残るものは動く業務です

### どれに頼むかの目安

要件がすでに文書になっているなら開発会社、特定のSaaSを使うと決めているならそのベンダーで足ります。まだ「どの業務をAIに任せるか」が決まっていない段階なら、AI導入コンサルの領域です。

会社にAIを導入する目的が業務の置き換えなら、残るものが「動く業務」になる依頼先を選ぶのが筋です。設計書やツールが残っても、業務が動かなければ導入したことになりません。

### AI導入コンサルは会社によって幅が大きい

正直に書くと、AI導入コンサルと名乗る会社の中身は、研修だけの会社から開発まで抱える会社まで幅が大きいです。看板だけで良し悪しは判断できないので、次の節以降で「型」と「条件」に分解して見分けます。

導入支援サービス（ツールの初期設定や定着支援を切り出したもの）との違いは、別記事「AI導入支援」で扱う予定です（公開後にリンクします）。

## AI導入コンサルに依頼できること：支援の流れ5工程

依頼後は、棚卸し、順番決め、小さく試す、実装、内製化の順で進みます。生成AIやAIエージェントの具体名は、順番決め以降に初めて出てきます。最初の工程でツールの話が先に出る会社は、業務ではなく技術から入っている合図です。

### 5工程の全体像

依頼後の流れを工程で示します。棚卸し：業務を全部出す、順番決め：任せる業務を選ぶ、小さく試す：1業務で検証、実装：仕組みに組み込む、内製化：自社で回せる形に、の順で進みます。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig3.webp" alt="AI導入コンサルの支援の流れを5工程で示した図。業務の棚卸し、置き換える順番決め、1業務で小さく試す、実装、内製化の順に進む。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>棚卸しの判定表は親記事「AI導入」で公開しているものを使います。</figcaption></figure>

- 棚卸し：業務を全部出す　部門ごとに日々の業務を洗い出し、頻度と判断の重さを付けて一覧にします
- 順番決め：任せる業務を選ぶ　AIに任せてよい業務と、まだ人が持つ業務を切り分け、着手順を決めます
- 小さく試す：1業務で検証　選んだ業務のうち1つで実際に動かし、精度と運用の手間を確かめます
- 実装：仕組みに組み込む　試した結果を踏まえ、既存の手順やシステムに組み込みます
- 内製化：自社で回せる形に　手順書と担当を決め、コンサルがいなくても回る状態にします

### 棚卸しと順番決めで使う判定軸

棚卸しでは「AIに置き換えられる業務の判定5項目」で各業務に印を付けます。判定表は親記事「AI導入」で公開しているものをそのまま使うので、ここでは再掲しません。

順番決めでは、AIの弱点を「待てば解決する側」と「待っても解決しない側」に分けて考えます。精度や速度の不足はモデルの進化で埋まる側、判断の責任や社内ルールの未整備は待っても埋まらない側で、後者が残る業務はまだ人が持ちます。

### 生成AI・AIエージェント案件はどこで出てくるか

生成AIの活用は、順番決めで対象業務が決まった後、小さく試す工程で初めて具体的なツール名が出ます。AIエージェントに任せてよい業務かどうかも、親記事「AI導入」の「任せてよい業務の判定基準」で先に判定してから設計に入ります。

業務改善の観点で各工程を深く知りたい場合は、詳しくは[AI業務効率化の進め方](/blog/ai-business-efficiency)を参照してください。

## コンサルを使うべき会社・自社で進めてよい会社の見分け方

コンサルを使うかどうかは、業務の型と推進役の有無の掛け合わせで決まります。頼む範囲も、自社がどの位置にいるかで変わります。コンサルを使う利点を一般論で並べるより、自社がどの象限にいるかを見た方が判断は早くなります。

### 業務の型×推進役の有無の4象限

縦軸に業務の型（定型業務が多いか、判断業務が多いか）、横軸に推進役の有無を置いた4象限で向き不向きを見ます。どの象限でも最初にやるのは業務の棚卸しで、依頼範囲はそこから決まります。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig4.webp" alt="縦軸に業務の型（定型業務が多い・判断業務が多い）、横軸に推進役の有無を置いた4象限。自社で進める、伴走型に分担で頼む、設計だけ頼む、小さく試すの4つに分かれる" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>どの象限でも最初にやるのは業務の棚卸しで、依頼範囲はそこから決まります</figcaption></figure>

- 定型業務が多く、推進役がいる　自社で進めてよい象限です。棚卸しと手順書があれば、ツールの導入は社内で回ります
- 定型業務が多く、推進役がいない　伴走型に、棚卸しから定着の場づくりまでを頼む象限です。丸投げではなく分担で進めます
- 判断業務が多く、推進役がいる　任せ分けの設計だけをコンサルに頼み、実装は自社か開発会社で進める象限です
- 判断業務が多く、推進役がいない　最も止まりやすい象限で、範囲を絞って小さく試すところから伴走型に頼みます

### 中小企業でコンサルを使う利点が出る条件

中小企業でコンサルを使う利点が出るのは、推進役の代わりに「順番を決める人」を外から補える点に集約されます。ツールの操作は社内で覚えられても、どこから手を付けるかの判断は、他社の業務を見てきた人がいると早く決まります。

逆に、推進役がいて定型業務が中心の会社では、コンサル費用より社内工数の方が効きます。この場合は相談枠だけを持ち、実務は自社で回す形が合います。

### 置き換え順の考え方

置き換えの順番について、私たちはバーベル戦略と呼ぶ見方を置いています。手順が完全に決まった単純作業と高度な専門判断の両端は人に残り、その中間にある「手順はあるが判断も少し要る業務」から順に置き換わっていくと私たちは見ています。

中小企業でこの見方をどう使うかは、別記事「AI導入 中小企業」で詳しく扱う予定です（公開後にリンクします）。

## AI導入コンサルの4つの型と契約形態の比較

AI導入コンサルは、大手戦略型・開発型・内製化型・伴走型の4つに分かれます。型で比べると、会社名で迷わずに済みます。おすすめN選で会社を並べても、型が違う会社同士は同じ軸で比較になりません。

### 4つの型の比較

型ごとに得意、向く会社、残るもの、注意点を並べます。得意は全社構想、個別システム、人材育成、業務置き換えに分かれ、残るものは構想書、システム、スキル、動く業務です。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig5.webp" alt="AI導入コンサルを大手戦略型、開発型、内製化型、伴走型の4つに分け、得意・向く会社・残るもの・注意点で比較した表。推進役がいない中小企業には伴走型が合いやすい。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>会社名ではなく型で候補を分けると、比較の軸がぶれません（2026年9月時点の整理）。</figcaption></figure>

- 大手戦略型　全社構想が得意で、大企業に向きます。残るものは構想書で、注意点は実装が薄いことです
- 開発型　個別システムが得意で、要件が明確な会社に向きます。残るものはシステムで、注意点は要件は自社持ちになることです
- 内製化型　人材育成が得意で、推進役がいる会社に向きます。残るものはスキルで、注意点は定着に時間がかかることです
- 伴走型　業務置き換えが得意で、推進役不在の会社に向きます。残るものは動く業務で、注意点は範囲設定が要ることです

### 契約形態の比較（2026年9月時点）

契約形態は、アドバイザリー（助言型の顧問契約）の月額固定、プロジェクト一括、成果報酬に分かれます。金額は会社と範囲で大きく変わるため、ここでは特徴と向く場面だけを整理します。

| 契約形態 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| アドバイザリー月額固定 | 毎月の相談枠で助言を受ける。手を動かすのは自社側 | 推進役がいて、判断の壁打ち相手が欲しい |
| プロジェクト一括 | 範囲と納品物を決めて一括で契約する | 要件が固まり、システムやツールの構築を頼みたい |
| 成果報酬 | 削減時間や成約などの成果に応じて支払う | 成果の測り方に双方が合意でき、対象業務が限定されている |

成果報酬は魅力的に見えますが、成果の定義が曖昧なままだと、後で測り方の議論に時間を取られます。対象業務が絞れていて、着手前に測り方を文書で決められる場合に限って選ぶのが安全です。

### 用途別の結論

推進役がいない中小企業は伴走型、要件が固まっているなら開発型が合います。契約形態は、伴走型なら小さく試す期間を先に置ける形、開発型ならプロジェクト一括が噛み合いやすいです。

## 失敗しないAI導入コンサルの選び方：必須条件と差が付く条件

選ぶときは、入場券と差が付く条件を混同しないことが肝心です。入場券は候補に残す条件、差が付く条件は最終的に選ぶ条件で、この2つを同じ表で採点すると差が見えなくなります。

### 入場券と差が付く条件の切り分け

条件を入場券と差が付く条件に分けて示します。業務実績の提示、セキュリティ体制、ROIの示し方は入場券、内製化の支援、任せ分けの設計、小さく試せる契約は差が付く条件です。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig6.webp" alt="AI導入コンサル選びの6条件を、候補に残すための入場券と、最終的に差が付く条件に分けた表。実績やセキュリティは入場券、任せ分けの設計や小さく試せる契約が差が付く条件。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>入場券を満たす会社は多いので、差が付く条件で最終判断します。</figcaption></figure>

- 業務実績の提示　入場券です。業種や規模が近い業務での実績を、成果物の形で見せられるかを確認します
- セキュリティ体制　入場券です。入力データの扱い、学習への利用有無、社内規程との整合を説明できるかを見ます
- ROIの示し方　入場券で、差が付く条件にも少し掛かります。投資対効果（ROI）を見込みの数字だけでなく、測り方まで示せるかを見ます
- 内製化の支援　差が付く条件です。契約終了後に自社で回せる手順書と担当育成まで範囲に含むかを確認します
- 任せ分けの設計　最も差が付く条件です。どの業務をAIに任せ、どこに人を残すかを、自社の業務を見て一緒に決められるかを見ます
- 小さく試せる契約　差が付く条件です。本契約の前に1業務で試す期間を設けられるかを確認します

### 入場券を全部満たす会社は多い

入場券を全部満たす会社は多く、そこで並べても順位は付きません。セキュリティやデータの扱いで聞く項目は、経済産業省・総務省の[AI事業者ガイドライン（第1.2版）](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/ai_shakai_jisso/20260331_report.html)が挙げる共通の指針（安全性・プライバシー保護・セキュリティ確保）に沿って確認すると抜けが減ります。差が付くのは任せ分けを一緒に設計できるかどうかで、提案書ではなく初回の打ち合わせで棚卸しの話が出るかどうかで見分けられます。

### 面談で確かめる質問

- 「私たちの業務のうち、まだ人が持った方がよい業務はどれだと思いますか」と聞き、任せ分けの視点があるかを見ます
- 「契約が終わった後、社内の誰がどう回しますか」と聞き、内製化の設計があるかを見ます
- 「小さく試す期間を先に置けますか」と聞き、契約の柔軟性を見ます

質問に対して、ツール名や機能から答え始める会社は、業務と人を起点にしていない可能性があります。コンサル選び全般の考え方は、既存記事の[デジタルマーケティングコンサルの選び方](/blog/digital-marketing-consulting-guide)でも整理しています。

## 費用の考え方：内製・外注・伴走で何が変わるか

費用は金額の相場ではなく、内製・外注・伴走で何が自社に残るかで考えます。相場は会社と範囲で大きく変わるので、金額を比べる前に、費用を上下させる条件を押さえます（2026年9月時点）。

### 費用が上下する条件

- データ整備の状況　業務データが散らばっていると、整える工程が先に入り費用が増えます
- 対象業務の数　一度に置き換える業務が多いほど、設計と検証の工数が増えます
- 内製化の範囲　手順書や担当育成まで含めるほど初期費用は増えますが、契約後に残るものも増えます

見積もりを比べるときは、この3条件のどこに費用が乗っているかを聞くと、会社ごとの前提の違いが見えます。同じ金額でも、内製化の範囲を含むかどうかで残るものは変わります。

### 内製・外注・伴走の比較

内製、外注、伴走を、初期費用、社内工数、残るスキル、失敗時の傷、向く場面で比べます。金額の相場は会社と範囲で大きく変わるため、ここでは構造だけを比べています。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig7.webp" alt="AI導入を内製、外注、伴走で進めた場合を、初期費用、社内工数、残るスキル、失敗時の傷、向く場面の5行で比較した表。金額ではなく何が残るかで判断する。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>金額の相場は会社と範囲で大きく変わるため、ここでは構造だけを比べています。</figcaption></figure>

- 内製　初期費用は低い、社内工数は大きい、残るスキルは残る、失敗時の傷は小さい。向く場面は推進役ありです
- 外注　初期費用は高い、社内工数は小さい、残るスキルは残りにくい、失敗時の傷は大きい。向く場面は要件確定です
- 伴走　初期費用は中、社内工数は中、残るスキルは残る、失敗時の傷は小さい。向く場面は範囲未確定です

### 中小企業が注意したい点

中小企業で注意したいのは、初期費用の低さだけで内製を選び、社内工数が足りずに止まる形です。推進役の時間を確保できないなら、伴走で範囲を絞る方が結果として費用対効果は安定します。

費用の内訳と見積もりの読み方は別記事「AI導入 費用」で、補助金の使い方は別記事「デジタル化・AI導入補助金」で扱う予定です（公開後にリンクします）。制度は年度で変わるため、申請時点で[デジタル化・AI導入補助金の公式サイト](https://it-shien.smrj.go.jp/)など公式の公募要領を確認してください。

## 依頼前に整える準備と、よくあるつまずき（私たちの回し方）

依頼してから止まらないためには、任せ分けを先に決める合意と、自社側で業務を説明できる人の確保が必要です。ここに書くのは匿名の自社支援記録で第三者未検証の内容です。複数案件をまとめているため、「よく見るパターン」として書きます。

### 依頼の組み方でよく見るつまずき

- 丸投げで導入後に使われない　業務の説明も判断ルールもコンサル側の推測で作ると、現場の手順と噛み合わず、導入後に使われなくなります
- 要件を決めきる前に開発に入る　順番決めを飛ばして構築に入ると、途中で対象業務が変わり、作り直しが発生します
- 社内の推進役が不在のまま契約　誰が判断するかが決まっていないと、確認待ちで工程が止まります

いずれも会社側の力量の問題ではなく、依頼の組み方の問題です。契約前に分担を決めておけば、どのパターンも避けられます。

### 分岐点は任せ分けを先に決めるか

停滞する案件と定着する案件の分かれ目は、丸投げで停滞するか、分担して定着するかにあります。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig8.webp" alt="AI導入コンサルに丸投げして導入後に使われなくなる状態と、コンサルと自社で任せ分けを先に決めて分担し定着する状態を対比した図。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>匿名の自社支援記録で第三者未検証ですが、よく見るパターンの分岐点はここです。</figcaption></figure>

- 丸投げで停滞　任せ分けと分担を決めずに始めると、判断が全部コンサル側に寄り、現場が置き去りになって止まります
- 分担して定着　任せ分けを先に決めると、コンサルと自社それぞれの持ち場がはっきりし、契約後も回ります

「任せ分けを先に決める」とは、どの業務をAIに任せ、どこに人を残すかを、契約前か着手直後に双方で合意しておくことです。

### コンサルと自社の分担

分担は、コンサル側が棚卸し、順番決め、設計を持ち、自社側が業務の説明、判断ルール、定着の場づくりを持つ形にしています。業務の説明は現場の人にしかできず、判断ルール（何を良しとするかの基準）も社内で決めるものだからです。

定着の場づくりは、週次の振り返りや質問窓口など、使い続ける場を自社側が用意することを指します。私たちは棚卸し→任せ分け→小さく試す→分担して定着、の順で回しています。この進め方は[業務オペレーションの支援](/solutions/operations)として提供しています。

中小企業のコンサル活用全般については、子記事「中小企業コンサル」で扱う予定です（公開後にリンクします）。

## AI導入コンサルに関するよくある質問

依頼前に迷う点は、役割、メリット、流れ、注意点、生成AIの扱いの5つに集約されます。ここでは検索者が依頼前に迷いやすい疑問に、一問一答で答えます。

### AI導入コンサルの役割は？

AI導入コンサルの役割は、ツールを売ることではなく、どの業務をAIに任せ、どこに人を残すかを設計することです。業務の棚卸しから順番決め、小さく試す工程を経て、自社で回せる形にするまでを支援します。設計書やツールではなく、動く業務が残るかどうかで役割を果たしたか判断できます。

### 中小企業がコンサルを使うメリットは？

中小企業がコンサルを使う利点は、社内にいない「順番を決める人」を外から補える点にあります。ツールの操作は自社で覚えられても、どの業務から置き換えるかの判断は経験がないと止まりやすいです。推進役が不在なら伴走型に棚卸しから頼み、推進役がいるなら相談枠だけを持つ形が合います。

### 依頼から導入までの流れは？

依頼から導入までは、棚卸し、順番決め、小さく試す、実装、内製化の順で進みます。棚卸しで業務を全部出し、順番決めで任せる業務を選び、選んだ業務のうちひとつで試してから仕組みに組み込みます。最後に手順書と担当を決め、コンサルがいなくても回る状態にするところまでが一連の流れです。

### 依頼時の注意点は？

依頼時の注意点は、任せ分けと分担を決めずに丸投げしないことです。業務の説明と判断ルールは自社側しか持てないので、コンサルに棚卸しと設計を頼みつつ、自社は業務の説明と定着の場づくりを担います。契約前に小さく試す期間を置けるかも確認しておくと、相性の見極めができます。

### 生成AIやAIエージェントの導入も同じコンサルに頼めますか？

生成AIやAIエージェントの導入も、業務と人を起点に設計する会社であれば同じ流れで頼めます。ツール名は順番決めで対象業務が決まった後に出てくるものなので、最初から特定の製品名で提案が始まる会社は起点が違います。AIエージェントに任せてよい業務かどうかは、親記事「AI導入」の判定基準で先に確かめます。

## まとめ：型を決め、入場券で絞り、任せ分けで選ぶ

AI導入コンサルは型を決め、入場券で絞り、任せ分けで選ぶ、の3段階で選ぶと失敗しにくいです。会社名から探し始めると、型の違う会社を同じ表で比べることになり、比較の軸がぶれます。

### 3段階のおさらい

型を決める：戦略か実装か、入場券で絞る：必須条件の確認、差で選ぶ：任せ分けの設計、小さく試す：契約前に検証、の順にもう一度並べます。

<figure class="article-figure"><img src="https://assets.curumi.co.jp/articles/ai-adoption-consulting/fig1.webp" alt="AI導入コンサルの選び方を4工程で示した図。型を決める、入場券で絞る、差で選ぶ、小さく試すの順に進めることで依頼先の失敗を減らす。" width="1200" height="800" loading="lazy" decoding="async"><figcaption>会社名で探す前に、自社に合う型と必須条件を先に決めるのが遠回りに見えて近道です。</figcaption></figure>

- 型を決める：戦略か実装か　推進役がいない中小企業は伴走型、要件が固まっているなら開発型です
- 入場券で絞る：必須条件の確認　業務実績の提示、セキュリティ体制、ROIの示し方で候補を絞ります
- 差で選ぶ：任せ分けの設計　任せ分けを一緒に設計できる会社を残します
- 小さく試す：契約前に検証　1業務で試してから本契約に進みます

### 次の一手は自社業務の棚卸し

次の一手は、コンサルを探す前に自社業務の棚卸しを始めることです。判定表は親記事「AI導入」で公開しているものを使えば、部門ごとの一覧は社内だけで作れます。

棚卸しの一覧を持って面談に行くと、任せ分けの話がその場で始まり、コンサルの型と相性を初回で見極められます。何も持たずに行くと、提案書を待つ時間が先に発生します。

### どの業務から置き換えるかを先に見たい場合

「どの業務から置き換えるか」を先に見たい場合は、[おきかえくんの無料診断](/okikaekun)で、置き換え候補の見立てを確かめられます。診断の結果を持って相談してもらえれば、型と依頼範囲の見立てを返します。

ご相談の際は、業種、従業員規模、いま止まっている業務を一言添えてください。相談窓口では棚卸しの結果を見て、コンサルに頼む範囲と自社で進める範囲の切り分けからお返しします。
