---
title: "ROAS計算式と損益分岐点の求め方｜目標設定から改善の実践法"
description: "ROAS計算式（売上÷広告費×100）の使い方を具体例で解説。損益分岐点ROASの算出、業種別の目標値、Excel管理法、Google広告の自動入札設定まで実務に役立つ情報を紹介します。"
canonical: https://curumi.co.jp/blog/roas-calculation-formula
date: 2026-04-17T00:00:27.506Z
---

# ROAS計算式と損益分岐点の求め方｜目標設定から改善の実践法

## ROAS計算式の基本と読み方

**ROAS（Return On Ad Spend：広告費用対効果）**の計算式は次のとおりです。

```
ROAS（%）= 広告経由の売上 ÷ 広告費 × 100
```

倍率で表す場合は「×100」を省略します。

```
ROAS（倍率）= 広告経由の売上 ÷ 広告費
```

**具体例:**
- 広告費: 100万円
- 広告経由の売上: 400万円
- ROAS = 400万 ÷ 100万 × 100 = **400%（4倍）**

ROASが300%以上であれば一般的に「効果的な広告運用」とみなされますが、業種・粗利率によって目標値は大きく変わります。[Google広告ヘルプ](https://support.google.com/google-ads/answer/6268637)でも、目標ROAS入札の仕組みを確認できます。

この記事では、ROAS計算式の応用的な使い方として、損益分岐点の算出・Excelでの管理・Google広告への設定までを具体的な数値とともに紹介します。広告運用の基本指標について理解を深めたい方は、[ROAS入門ガイド](/blog/roas-guide)もあわせてご覧ください。

## ROAS計算の具体例：ケース別シミュレーション

![アパレルEC（ROAS 500%・黒字）、食品EC（ROAS 250%・赤字リスク）、媒体別比較の3つのケースを並べたROAS計算シミュレーション比較表](https://assets.curumi.co.jp/articles/roas-calculation-formula/section-1.png)

ROAS計算式を実際のビジネスシーンに当てはめて確認しましょう。

### ケース1: ECサイト（アパレル）

| 項目 | 数値 |
|------|------|
| 月間広告費 | 500,000円 |
| 広告経由売上 | 2,500,000円 |
| ROAS | 2,500,000 ÷ 500,000 × 100 = **500%** |

アパレルEC（粗利率50〜60%）では、ROAS 200%以上で広告費を回収でき、300%以上で利益が出る水準です。500%は優秀な成果といえます。

### ケース2: 食品EC（低粗利）

| 項目 | 数値 |
|------|------|
| 月間広告費 | 300,000円 |
| 広告経由売上 | 750,000円 |
| ROAS | 750,000 ÷ 300,000 × 100 = **250%** |

食品EC（粗利率30〜40%）では、ROAS 300%以上が求められるケースが多く、250%では赤字になるリスクがあります。

### ケース3: 媒体別のROAS比較

| 広告媒体 | 広告費 | 売上 | ROAS |
|---------|--------|------|------|
| Google リスティング | 200,000円 | 1,000,000円 | 500% |
| Meta Instagram | 150,000円 | 450,000円 | 300% |
| TikTok広告 | 100,000円 | 200,000円 | 200% |

この場合、Google リスティングのROASが最も高いため、予算配分をGoogleに集中させる判断が可能です。リスティング広告の費用感を詳しく知りたい方は、[リスティング広告の費用ガイド](/blog/listing-ads-cost-guide)を参考にしてください。

## 損益分岐点ROASの計算方法

![損益分岐点ROASの計算式と粗利率別の損益分岐点ROAS一覧（粗利率20%で500%、30%で333%、40%で250%、50%で200%、60%で167%）を示すインフォグラフィック](https://assets.curumi.co.jp/articles/roas-calculation-formula/section-2.png)

ROASの目標値を決めるには、「損益分岐点ROAS（広告費を回収できる最低限のROAS）」の算出が欠かせません。

### 損益分岐点ROASの計算式

```
損益分岐点ROAS（%）= 1 ÷ 粗利率 × 100
```

### 粗利率別の損益分岐点ROAS一覧

| 粗利率 | 損益分岐点ROAS | 意味 |
|--------|--------------|------|
| 20% | 500% | ROAS 500%以上で黒字 |
| 30% | 333% | ROAS 333%以上で黒字 |
| 40% | 250% | ROAS 250%以上で黒字 |
| 50% | 200% | ROAS 200%以上で黒字 |
| 60% | 167% | ROAS 167%以上で黒字 |

### 実践例：食品ECサイトの目標ROAS

**ある食品ECサイトの場合:**
- 平均販売価格: 3,000円
- 原価: 2,100円
- 粗利: 900円
- 粗利率: 900 ÷ 3,000 = **30%**
- 損益分岐点ROAS = 1 ÷ 0.3 × 100 = **333%**

### 目標ROASの設定方法

損益分岐点の120〜150%を目標ROASとするのが一般的です。

- 目標ROAS = 333% × 1.3 = **約430%**

広告費の4.3倍以上の売上を目指すことになります。月間広告費100万円なら、最低430万円の売上が必要です。2026年現在、物流費や原材料費の上昇傾向を踏まえると、粗利率の定期的な見直しも重要なポイントです。

## ExcelでROASを管理する方法

日々の広告運用でROASを効率的に管理するためのExcelシート設計と計算式を紹介します。

### 基本的なROAS管理シートの構成

| 列 | 内容 | 例 |
|----|------|----|
| A | 日付 | 2026/04/15 |
| B | 媒体 | Google広告 |
| C | キャンペーン名 | ブランド_検索 |
| D | 広告費（円） | 50,000 |
| E | 広告経由売上（円） | 200,000 |
| F | ROAS（%）※自動計算 | =E2/D2*100 |
| G | CV数 | 40 |
| H | CPA（円）※自動計算 | =D2/G2 |

### Excelの計算式サンプル

```
# F列（ROAS%）の計算式
=IF(D2=0, 0, E2/D2*100)

# H列（CPA）の計算式
=IF(G2=0, 0, D2/G2)
```

`IF(D2=0, 0, ...)` でゼロ除算エラーを防ぎます。広告費が0円の日にも正しく動作するため、運用上のトラブルを回避できます。

### 月次集計の注意点

```
# ROASの正しい集計（合計値で計算）
総売上合計 ÷ 総広告費合計 × 100

# 注意: ROASの平均値を計算してはいけない
# ❌ AVERAGE(F2:F31) ← 間違い
# ✅ SUM(E2:E31)/SUM(D2:D31)*100 ← 正しい
```

ROASは「売上合計 ÷ 広告費合計」で算出する必要があります。個別ROASの平均値では広告費の大小が加重されないため、正確な数値になりません。たとえば広告費5万円でROAS 800%の日と、広告費50万円でROAS 200%の日を単純平均すると500%ですが、実際のROASは（40万+100万）÷（5万+50万）×100 = 約255%です。

## Google広告でROAS目標を設定する方法

![Google広告で目標ROAS入札を設定する4ステップのフローチャート：条件確認、CV価値の計測、目標ROAS設定、最適化待機の流れと注意点](https://assets.curumi.co.jp/articles/roas-calculation-formula/section-4.png)

Google広告では「目標ROAS」を設定した自動入札（スマート入札）を利用できます。機械学習が目標ROASの達成に向けて入札額を自動調整する仕組みです。

### 目標ROAS入札の設定条件

Google広告で目標ROAS入札を使うには、以下の条件を満たす必要があります。

- 過去30日間で**30件以上のコンバージョン**が記録されていること
- コンバージョン価値（売上金額）がGoogle広告に正しく計測されていること

条件を満たさない場合は、まず「目標コンバージョン単価（tCPA）」入札から始めるのが適切です。

### 目標ROAS設定時の注意点

- **急な変更はしない**: 目標ROASを急激に変更するとアルゴリズムが混乱し、配信量が激減する場合があります。変更幅は**±20%以内**が目安です
- **2〜4週間は学習期間として確保する**: 機械学習の最適化には十分な時間が必要です
- **現状より少し高めに設定**: 現在のROASが300%なら、最初の目標は320〜350%程度がスタートラインです

### 媒体別の目標ROAS設定機能

| 広告媒体 | 機能名 | 最低CV数（目安） |
|---------|-------|--------|
| Google広告 | 目標広告費用対効果（tROAS） | 月30件以上 |
| Meta広告 | 広告費用対効果の目標 | 月50件以上推奨 |
| Yahoo!広告 | 目標ROAS | 月30件以上 |

2026年時点では、Google広告の「P-MAX キャンペーン」でも目標ROAS入札が利用可能です。詳しい設定手順は[Google広告ヘルプ「目標広告費用対効果に基づく入札について」](https://support.google.com/google-ads/answer/6268637)で確認できます。

## ROAS改善の実践事例：月間広告費300万円のEC企業

ROAS計算式を活用して実際に広告効果を改善した事例を紹介します。

### 改善前の状況

あるアパレルECサイト（従業員15名、月商約2,000万円）が2025年後半に直面していた課題は次のとおりです。

| 指標 | 改善前 |
|------|--------|
| 月間広告費 | 300万円 |
| 広告経由売上 | 600万円 |
| ROAS | 200% |
| 粗利率 | 55% |
| 損益分岐点ROAS | 182% |

ROAS 200%は損益分岐点（182%）を上回っているものの、利益率はわずか約10%でした。

### 3か月間の改善施策

以下の3ステップで改善に取り組みました。

1. **媒体別ROASの可視化**: Google・Meta・Yahoo!の各媒体でROASを個別に算出し、ROAS 150%以下のキャンペーンを停止
2. **予算の再配分**: ROAS上位の検索キャンペーンに予算を70%集中、ディスプレイ広告は20%、SNS広告は10%に調整
3. **LP改善との連動**: [コンバージョン率最適化](/blog/conversion-rate-optimization)の手法を導入し、広告のランディングページのCVRを1.2%から1.8%に改善

### 改善後の成果

| 指標 | 改善前 | 改善後 | 変化 |
|------|--------|--------|------|
| 月間広告費 | 300万円 | 250万円 | -17% |
| 広告経由売上 | 600万円 | 875万円 | +46% |
| ROAS | 200% | 350% | +150pt |
| 月間利益 | 約30万円 | 約231万円 | +670% |

広告費を50万円削減しながら、売上は275万円増加しました。ROAS計算式を媒体・キャンペーン単位で定期的にモニタリングすることが、成果改善の起点になります。

## 広告運用のプロが教えるROAS活用の考え方

ROAS計算式を実務で運用する際に見落としがちなポイントについて、広告運用の現場視点から解説します。

### ROASだけで判断しない：LTVとの組み合わせ

ROASは「広告の直接的な売上効率」を測る指標ですが、初回購入だけで評価するとリピート率の高い商品の広告を過小評価してしまいます。たとえば、初回ROAS 150%（赤字）でも、顧客の平均LTV（生涯価値）が初回購入額の3倍であれば、実質ROAS 450%と評価できます。

[Meta社の公式ブログ](https://www.facebook.com/business/news/good-questions-real-answers-how-do-i-calculate-roas-for-my-facebook-ads)でも、広告ROASの評価にLTVを組み込む重要性を解説しています。

### アトリビューションの影響を理解する

同じ広告費・同じ売上でも、計測ツールによってROASの数値は変わります。

| 計測方法 | ROAS算出値 | 理由 |
|---------|-----------|------|
| Google広告管理画面（ラストクリック） | 400% | 最後にクリックした広告に全売上を帰属 |
| GA4（データドリブン） | 320% | 複数タッチポイントに売上を分散帰属 |
| Meta広告管理画面（ビュースルー含む） | 500% | 広告を見ただけのユーザーの購入も含む |

同一の売上データに対して、計測モデルの違いだけで80〜180ptのROAS差が生じます。[GA4のセットアップ方法](/blog/ga4-setup-guide)を参考に、統一的な計測基盤を整えることが正確なROAS管理の前提です。

### 季節変動への対応

ROASは季節によって大きく変動します。たとえば、アパレルECではセール期間にROASが通常の1.5〜2倍に跳ね上がる一方、閑散期には50〜70%程度まで下がることも珍しくありません。月単位ではなく、四半期や年間の加重平均ROASで傾向を把握するのが実務では有効です。

> 関連記事: [デジタルマーケティングツール15選｜費用・目的別の選び方ガイド](/blog/digital-marketing-tools-guide)

## まとめ：ROAS計算式を起点に広告運用を最適化する

ROAS計算式（売上 ÷ 広告費 × 100）はシンプルですが、損益分岐点との組み合わせ、媒体別比較、自動入札への活用まで、実務では多面的に活用できます。

**押さえるべきポイント:**
- 損益分岐点ROAS = 1 ÷ 粗利率 × 100（目標はその120〜150%）
- 媒体・キャンペーン別にROASを算出して予算配分を最適化する
- Excelでは個別ROASの平均ではなく、合計値（SUM/SUM方式）で計算する
- Google広告の目標ROAS入札はCV数30件/月以上で利用可能
- ROASだけでなく、LTV・アトリビューション・季節変動も考慮する

まずは自社の粗利率から損益分岐点ROASを算出し、現状の広告ROASと比較するところから始めてみてください。ROAS計算式の正しい理解と定期的なモニタリングが、広告投資の収益性を高める第一歩になります。
