AI・業務自動化展とは?2025・2026の開催概要と行く価値

AI・業務自動化展は、AIで業務を自動化する製品とサービスが集まる専門展です。

社内のAI導入や業務自動化を任された担当者にとって、複数社の比較と情報収集の場として使えます。ただし、目的を決めずに行くと名刺だけが増えて終わります。行く前に「何を聞くか」を決めることが、この展示会の使い方の分かれ目です。

主催はRX Japan株式会社で、東京・幕張・大阪・名古屋で年4回開かれています(2026年10月時点の公式案内)。直近の回は2026年10月21日から23日の幕張メッセです。2025年は春の東京と秋の幕張が開催済みで、詳しい日程は後の節でまとめます。

AIで業務を効率化する考え方の全体像はAI業務効率化の考え方に、導入を進める順番はAI導入の進め方にまとめています。この記事は、その中の「展示会をどう使うか」だけを切り出したものです。

対象読者と扱う範囲:来場する担当者向け

この記事は、来場して情報収集や比較をしたい担当者と管理職に向けて書いています。出展を検討している会社に向けた内容は、後半の節で来場との違いとして触れます。

扱うのは、開催概要、会場でできること、来場の流れ、ブースで聞くことの4点です。個々の出展社の製品評価は扱いません。

行くべきかの判定基準:5項目で決める

来場するかどうかは、課題を言える、比較したい社数、決裁者が同行、質問リスト、日程が合う、の5項目で判定します。3つ以上当てはまれば来場する価値があり、2つ以下なら公式サイトの出展社一覧から資料請求するほうが早く済みます。

AI・業務自動化展に行くべきかを5項目で判定する図。課題を言える、比較したい社数、決裁者が同行、質問リスト、日程が合うのうち3つ以上なら来場を勧める。
当てはまる数で来場か資料請求かを決める。各項目の意味は本文で1行ずつ説明。
  • 課題を言える:「請求書の入力に時間がかかる」のように、困っている業務を一文で言えるかどうか
  • 比較したい社数:候補が2社以上あり、同じ質問を並べて聞く相手がいるかどうか
  • 決裁者が同行:予算を決められる人が一緒に来て、その場で温度感を共有できるかどうか
  • 質問リスト:ブースで聞く項目を紙かメモに書き出してあるかどうか
  • 日程が合う:会期の3日間のうち、半日以上を会場で使える日があるかどうか

各項目の見方は、この後の来場の流れの節で質問リストの作り方と合わせて説明します。

AI・業務自動化展の基本:Japan DX Weekの構成展と似た名前の展示会との違い

主催はRX Japan株式会社で、Japan DX Weekを構成する展示会の一つです。

Japan DX WeekはJapan IT Weekと同時開催のDX総合展で、AI・業務自動化展はその中の専門展という位置づけです。名称は2026年10月時点でJapan DX & AX Weekへ変わりつつあり、公式ページの表記も両方が混在しています。検索するときは「AI・業務自動化 展」の展示会名で探すほうが確実です。

公式の出展案内では、人が行っていた業務を主にAIで自動化するソフトウェアと関連サービスの展示会と説明されています。開催は2017年からと案内されています(RX Japan 出展案内)。

出展の中心と特設エリア:生成AI・RPA・AI-OCR・エージェント

出展の中心は、生成AIのビジネス利用、RAG(社内資料を検索してAIの回答に反映する仕組み)、チャットボット、AIエージェント(目的を与えると複数の手順を自律的に進めるAI)です。加えてRPA(定型作業をソフトで自動実行する仕組み)とAI-OCR(画像から文字を読み取る技術)の出展社が並びます。

2026年10月時点の公式案内では、特設エリア「オーダーメイドAI開発ワールド」が設けられています。汎用のAIツールではなく、自社向けにAIを開発する会社が集まるエリアで、情報の入力先を自社に閉じたい会社が相談する場です。

AI自動化という言葉そのものの定義と、どの業務が向くかの整理は、AI自動化とは何かに譲ります。この記事では展示会の使い方に絞ります。

似た名前の展示会との違い:DX総合展の一部か単独の専門展か

名前の似た「AIエージェント・業務自動化展」は別の主催者による展示会で、位置づけ、テーマ、開催、向く目的の4行で見ると違いがはっきりします。DX総合展の一部として広く比較するか、独立の専門展で一点を深掘りするか、で選ぶ形です。

AI・業務自動化展と名前の似たAIエージェント・業務自動化展を、位置づけ・テーマ・開催・向く目的の4行で比較した表。
名前が似た別主催の展示会がある。2026年10月時点の公式案内をもとに整理。
  • 位置づけ:AI・業務自動化展はDX総合展の一部で、AIエージェント・業務自動化展は独立の専門展です
  • テーマ:前者はAI×業務の全般を扱い、後者はエージェント中心にテーマを絞っています
  • 開催:前者は年4回・4都市で、後者の会期と会場は公式で要確認です
  • 向く目的:前者は広く比較する用途に、後者は一点を深掘りする用途に向きます

2026年10月時点の各公式案内をもとに整理しています。両方に行くなら、先に総合展で候補を広げ、後から専門展で絞る順番が自然です。

開催地と時期:春の東京・秋の幕張・関西・名古屋の年4回

東京・名古屋・幕張・大阪の4会場で、年4回開かれています。

春は東京、夏は名古屋、秋は幕張、秋から冬にかけて関西という巡りで、会場は毎回同じ施設です(2026年10月時点の公式スケジュール)。2025年は春の東京と秋の幕張が開催済みで、2026年秋以降の日程が公式に出ています。

年間の開催巡り:春展から関西展まで4会場

1年の流れは、春展:東京ビッグサイト、名古屋展:ポートメッセなごや、秋展:幕張メッセ、関西展:インテックス大阪、の順です。近い会場と自社の予算期を重ねて、どの回に行くかを決めます。

AI・業務自動化展の年間の流れ。春は東京ビッグサイト、夏ごろ名古屋のポートメッセなごや、秋は幕張メッセ、関西はインテックス大阪で開催される。
時期は2026年10月時点の公式スケジュールに基づく目安。確定日程は主催の公式ページで確認。
  • 春展:東京ビッグサイト:4月開催で、新年度の予算で動き始める会社が集まる回です
  • 名古屋展:ポートメッセなごや:7月開催で、中部圏の製造業が近い距離で回れる回です
  • 秋展:幕張メッセ:10月開催で、下期の導入判断に向けた比較に使いやすい回です
  • 関西展:インテックス大阪:11月開催で、関西圏の会社が東京まで出なくても比較できる回です

時期は2026年10月時点の公式スケジュールにもとづく目安です。

2025年の開催実績:春の第8回と秋の第9回

2025年は、春が4月23日から25日の東京ビッグサイトで第8回、秋が10月22日から24日の幕張メッセで第9回として開かれました。春の回については出展社の告知記事に第8回と記載があり、秋の回は会場側の案内で第9回、入場は関係者無料(要登録)と掲載されています(幕張メッセ イベント案内)。

「ai 業務 自動化 展 2025」で調べている場合、2025年の回はどちらも終了済みです。次に行けるのは2026年10月の幕張からになります。

2026年以降の日程:2026年10月時点の公式スケジュール

公式の出展案内に掲載されている今後の日程は次のとおりです(2026年10月時点)。

回 会期 会場
秋展 幕張 2026年10月21日(水)〜23日(金) 幕張メッセ
関西展 2026年11月18日(水)〜20日(金) インテックス大阪
春展 東京 2027年4月7日(水)〜9日(金) 東京ビッグサイト
名古屋展 2027年7月21日(水)〜23日(金) ポートメッセなごや

回数(第何回)は公式の表記に合わせて書く方針で、公式に出ていない回の番号や日付はこの記事では書きません。確定情報は主催の公式ページで確認してから社内に共有する形が安全です。

会場でできること:デモ体験・複数社比較・カンファレンス

実機のデモと、複数社をその場で並べて比べられる点が違います。

Webの資料は各社の言い分を順番に読む形になりますが、会場では同じ質問を続けて投げられます。答え方の差がその場で見えるので、候補の絞り込みが速くなります。

公式が挙げる「できること」:比較・デモ・見積相談・カンファレンス

2026年10月時点の公式来場案内では、会場でできることとして次の項目が挙げられています。

  • 複数社の製品やサービスを一度に比較検討する
  • 実機や画面でデモを見て、操作感を確かめる
  • その場で自社の条件を伝え、見積や導入の相談をする
  • カンファレンスやセミナーで事例と潮流を聞く
  • 出展社検索やブース位置の確認に公式デジタルツールを使う

このうち見積相談は、条件を伝えられる担当者が行かないと成立しません。課題を一文で言える状態で行く理由がここにあります。

会場とWebの比較:向く作業と持ち帰る作業

実機デモ、複数社比較、価格の目安、セミナー、契約の判断の5行を、会場とWebで◎○△に分けると役割がはっきりします。会場が強いのは実機デモと複数社比較で、契約の判断は持ち帰ってからのほうが向きます。

展示会場とWeb調査で得られることを○×で比較した表。実機デモ・複数社比較・セミナーは会場が強く、契約の判断は持ち帰ってWebと社内で行う。
会場で得意なことと、持ち帰ってからやることを分ける。各行の意味は本文で説明。
  • 実機デモ:会場は◎、Webは△で、操作感と応答の速さは画面越しの動画では分かりにくい項目です
  • 複数社比較:会場は◎、Webは○で、同じ質問を続けて投げられる会場のほうが差が見えます
  • 価格の目安:会場は○、Webは○で、どちらでも概算は聞けますが、条件次第で変わる点は同じです
  • セミナー:会場は◎、Webは○で、質疑や他社担当者の反応まで含めて聞けるのは会場です
  • 契約の判断:会場は△、Webは○で、その場の熱で決めず、持ち帰って社内で判断する側に置きます

会場で得意なことと、持ち帰ってからやることを分けておくと、当日の動きが迷いません。

出展社の下調べ:サービス一覧の使い方

会場で回る候補を決めるとき、生成AIのサービスは種類ごとに何ができるかを先に把握しておくと絞りやすくなります。生成AIの主なサービスと役割の違いは生成AI活用サービスの整理にまとめています。業務別のツール一覧は別の記事で扱う予定です。

来場の流れと回り方:事前登録からブースで聞くことまで

6工程で回り、ブースでは待っても解決しない弱点を聞きます。

当日の歩き方より、前後の準備と整理で成果が決まります。ここでは来場の流れと、ブースでの質問の切り分け方を順に説明します。

来場の流れ:事前登録から社内共有までの6工程

流れは、事前登録:公式で来場登録、出展社を絞る:一覧から候補化、ブース巡回:質問リストで聞く、セミナー:事例と潮流を確認、名刺整理:聞いた内容を記録、社内共有:候補を提示、の6工程です。前の2工程と後の2工程を丁寧にやると、真ん中の2工程が軽くなります。

AI・業務自動化展の来場の流れを6工程で示した図。事前登録、出展社を絞る、ブース巡回、セミナー、名刺整理、社内共有の順に進める。
当日の動きより前後の準備と整理で成果が決まる。登録方法は2026年10月時点の公式案内による。
  • 事前登録:公式で来場登録:来場登録は公式サイトから行い、期限内は無料ですが期限を過ぎると有料に切り替わると案内されています
  • 出展社を絞る:一覧から候補化:公式の出展社一覧から自社の課題に近い会社を選び、回る順番をブース番号で決めます
  • ブース巡回:質問リストで聞く:全社に同じ質問を投げ、答えの差を記録します
  • セミナー:事例と潮流を確認:自社と近い業種の事例を優先し、製品紹介中心の回は後回しにします
  • 名刺整理:聞いた内容を記録:名刺の裏か一覧表に、聞いた内容と自社の判定を書き足します
  • 社内共有:候補を提示:候補を絞った状態で提示し、次に問い合わせる会社を決めます

登録の方法と条件は2026年10月時点の公式来場案内にもとづきます(RX Japan 来場案内)。

ブースで聞くこと:AIの弱点2分法で質問を分ける

AIの弱点は、待てば解決する側と、待っても解決しない側に分かれます。精度・速度、価格は待てば解決する側で、ブースで聞いても翌年には答えが変わります。データ整備、責任の所在、現場ルールは待っても解決しない側で、ここを聞くと自社で導入できるかが見えてきます。

AIの弱点を、待てば解決する側(精度・速度、価格)と待っても解決しない側(データ整備、責任の所在、現場ルール)に分け、展示会のブースでは後者を聞くべきと示す判定図。
私たちの『AIの弱点2分法』を展示会の質問設計に翻訳したもの。各項目の意味は本文で説明。
  • 精度・速度:モデルの更新で改善する項目なので、現時点の数値を聞いて比較しても判断の根拠が長持ちしません
  • 価格:競争で下がる項目なので、概算は聞いても契約の決め手にはしません
  • データ整備:「うちのデータはこの形で入っているが読めるか」を聞くと、自社側の準備量が分かります
  • 責任の所在:AIが間違えたとき誰が確認し、誰が責任を持つ運用を想定しているかを聞きます
  • 現場ルール:現場の承認や例外処理をどう組み込むかを聞くと、導入後に止まる原因が先に分かります

この切り分けは、株式会社くるみの「AIの弱点2分法」を展示会の質問設計に翻訳したものです。待っても解決しない側を聞くと、営業担当者の答えに差が出ます。

質問リストの作り方:判定5項目とRPAとの違い

質問リストは、自社の業務がAIに置き換えられるかを判定する5項目から作ります。判定の5項目は、冒頭でリンクしたAI導入の進め方の記事に表としてまとめているので、そちらの表を印刷して持っていく形で足ります。

RPAとAIのどちらが向く業務かも、ブースで聞く前に整理しておくと質問が短くなります。RPAとAIの違いは別の記事で扱う予定です。

出展する側の視点:来場と出展の違い・費用感・流れ

来場は目的と質問を、出展はブースと人員を準備します。

得られるものも違い、来場側は比較材料、出展側は商談の接点です。ツールを提供する会社がこの記事を読んでいる場合は、この節で来場との違いを確認してください。

来場と出展の比較:費用・準備・得られるもの・向く会社

費用、準備するもの、得られるもの、向く会社の4行で比べると、目的が導入か販売かで自然に分かれます。導入を検討中なら来場、ツール提供側なら出展です。

AI・業務自動化展に来場する場合と出展する場合を、費用・準備するもの・得られるもの・向く会社の4行で比較した表。
入場料と出展条件は2026年10月時点の公式案内による。金額は公式の見積で確認。
  • 費用:来場は無料・要登録で、出展は有料・要見積です
  • 準備するもの:来場は目的と質問で、出展はブースと人員です
  • 得られるもの:来場は比較材料で、出展は商談の接点です
  • 向く会社:来場は導入を検討中の会社に、出展はツール提供側に向きます

入場料と出展条件は2026年10月時点の公式案内にもとづきます。出展費用は小間数や装飾で変わるため、この記事では金額を書かず、公式の見積で確認する前提にしています。

出展の流れ:申込から開催後フォローまで

公式の出展案内では、流れが大きく4段階で示されています。

  • 申込:出展資料を請求し、小間の位置と規模を決めて申し込む
  • 準備:ブースの装飾、デモの構成、当日の人員配置を決める
  • 開催:3日間の会期でブースに立ち、名刺交換と商談をする
  • フォロー:会期後に名刺の相手へ連絡し、商談化する

公式には過去の来場企業の一覧も掲載されていて、業種は製造業や金融機関を含めて幅広いと案内されています。自社の顧客層が来ているかは、その一覧で確認できます。

差が付く条件:入場券とPODの考え方

ブースの装飾やノベルティは入場券で、出展社なら誰でも用意できる条件です。差が付くのはPOD(他社と違う点)で、来場者が持ち込む業務課題にその場で即答できる担当者がブースにいるかどうかです。前の節で書いた「待っても解決しない側」の質問に答えられる人を置くと、来場者側の判定に残ります。

私たちの回し方:展示会を『置き換え候補の棚卸し』に使う

私たち株式会社くるみは、展示会を置き換え候補の棚卸しに使っています。

ブースで集めた情報を、そのまま製品の比較表にはしません。自社のどの業務が置き換え候補になるかを判定する材料として扱い、製品の選定はその後に回すと決めています。

持ち帰り方の違い:名刺の山か判定済み候補か

展示会から持ち帰るものは、名刺の山と判定済み候補の2通りに分かれます。翌週に動ける形で持ち帰るなら、判定済み候補まで進めて帰社する必要があります。

展示会の成果の持ち帰り方をビフォーアフターで示した図。名刺の山のまま放置するか、待てば解決する側と待っても解決しない側の2列に振り分けた候補として翌週に共有するかの違い。
帰社後48時間以内に振り分けるのが私たちの運用。匿名の自社支援記録で第三者未検証。
  • 名刺の山:聞いた内容が名刺と紐づかず、後で見返しても誰が何を言ったか分からない状態です
  • 判定済み候補:業務ごとに「待っても解決しない側が自社で整っているか」を判定し、候補が絞られた状態です

帰社後48時間の振り分け手順

私たちは、帰社後48時間以内にブースで聞いた内容を「待てば解決する」と「待っても解決しない」の二つの列に振り分けています。時間を空けると聞いた内容の記憶が薄れ、名刺の山に戻るからです。

振り分けたら、待っても解決しない側が自社で整っている業務から候補に選びます。データが揃っていて、責任者が決まっていて、現場のルールが明文化されている業務は、製品の精度や価格を待たずに始められます。

置き換わる順番については、簡単すぎる業務でも難しすぎる業務でもなく、中間的な業務から順に置き換わりやすいと私たちは見ています。断定はしませんが、候補の並べ方の目安にしています。

よく見る失敗:ツールを先に決めて棚卸しが後回し

よく見るパターンは、展示会後にツールを先に決めて、業務の棚卸しが後回しになることです。デモの印象が強い製品を選び、後から「入れる業務が無い」か「データが揃っていない」で止まります。私たちが支援した会社でも、この順番を戻すところから始めた例があります。

匿名の自社支援記録で第三者未検証です。

展示会で候補を絞った後、業務の棚卸しと置き換えの設計を一緒に進める支援は業務オペレーションの支援で行っています。バックオフィス業務の置き換え順は別の記事で扱う予定です。

AI・業務自動化展に関するよくある質問

2025年の開催は終わりましたか?次はいつですか?

2025年は春の東京(4月23日から25日)と秋の幕張(10月22日から24日)の両方が終了しています。次は2026年10月21日から23日の幕張メッセで、その後は11月のインテックス大阪、2027年4月の東京ビッグサイト、7月のポートメッセなごやと続きます。2026年10月時点の公式スケジュールにもとづく日程で、確定情報は主催の公式ページで確認してください。

名古屋や関西(大阪)でも東京と同じ内容ですか?

同じブランドの地方開催で、展示会の枠組みと主催は同じです。ただし出展社は回ごとに異なり、東京で見た会社が名古屋や大阪に出るとは限りません。回る候補を決めるときは、行く回の出展社一覧を公式サイトで確認してから絞る必要があります。地域の会社が近い距離で比較できる点が地方開催の利点です。

幕張メッセの秋展と春の東京展はどちらに行くべきですか?

自社の予算期で選びます。新年度に予算が付いてから候補を探すなら4月の春展、下期の導入判断に向けて比較するなら10月の秋展が合います。会場の規模や内容の差で選ぶより、持ち帰った候補を社内で通せる時期に合わせるほうが成果につながります。どちらも会期は3日間です。

入場は無料ですか?事前登録は必要ですか?

2026年10月時点の公式来場案内では、期限内に来場登録をすれば無料と案内されています。期限を過ぎると登録が有料に切り替わるので、行くと決めた時点で登録を済ませるのが確実です。幕張メッセ側の案内でも、対象は関係者で入場料は無料(要登録)と掲載されています。条件は変わることがあるため、公式ページで確認してください。

「AI活用・業務効率化展示会」で検索すると別の展示会が出ます。同じですか?

別の展示会の可能性があります。AI活用や業務効率化を名前に含む展示会は複数あり、主催者も会場も異なります。RX Japan主催のAI・業務自動化展を探すなら、「AI・業務自動化 展」の展示会名とJapan DX Weekの名称で検索すると公式ページに届きます。似た名前の展示会との違いは、この記事の基本の節で整理しています。

まとめ:展示会は『行く前の切り分け』で価値が決まる

目的と質問リストを持って行き、待っても解決しない側を聞くことです。

AI・業務自動化展は、比較と情報収集の場として使えます。精度や価格ではなく、データ整備・責任の所在・現場ルールを各社に聞くと、自社で導入できるかが見えてきます。持ち帰った内容は48時間以内に振り分け、判定済み候補の形で社内に共有します。

行く前の判定:5項目をもう一度確認する

行く前に、課題を言える、比較したい社数、決裁者が同行、質問リスト、日程が合う、の5項目を確認します。3つ以上当てはまれば来場、少なければ資料請求で足ります。

AI・業務自動化展に行くべきかを5項目で判定する図。課題を言える、比較したい社数、決裁者が同行、質問リスト、日程が合うのうち3つ以上なら来場を勧める。
当てはまる数で来場か資料請求かを決める。各項目の意味は本文で1行ずつ説明。
  • 課題を言える:困っている業務を一文で言える
  • 比較したい社数:同じ質問を投げる相手が2社以上ある
  • 決裁者が同行:予算を決められる人が一緒に来る
  • 質問リスト:ブースで聞く項目を書き出してある
  • 日程が合う:会期中に半日以上を会場で使える

次の一手:業務の棚卸しから始める

次の一手は、展示会の前に自社の業務を棚卸しすることです。棚卸しができていれば、展示会は候補の比較に使えます。棚卸しができていなければ、先に業務を書き出すところから始めます。AIで効率化できる業務の考え方は、冒頭で紹介したAI業務効率化の記事に戻ると整理できます。

どの業務がAIに置き換えられるかを先に知りたい場合は、AIおきかえくんの無料診断で自社の業務を入力すると、候補の切り分けができます。展示会に行く前に診断しておくと、ブースで聞く質問が具体的になります。