website llms.txtとは?AIにサイトの案内を渡すMarkdownファイル
website llms.txtは、生成AI向けにサイトの案内を渡すMarkdownファイルです。
WordPressならプラグインで10分ほどで設置でき、費用はゼロで損はありませんが、効果は保証されません。私たち株式会社くるみは、費用がゼロなので置いておき、効果は測って判断する、と決めました。
「website llms.txt」という語は仕様名ではなく、WordPress.orgで配布されるプラグイン「Website LLMs.txt」の名前でもあります。この記事は、自社サイトやオウンドメディアを運営し、この語を見て設置方法を調べているWeb担当者に向けて書いています。llms.txtそのものの基礎は、親記事のllms.txtとはにまとめています。
llms.txtとは:意味と正式名称(llms txt meaning)
llms.txtは、Large Language Models(大規模言語モデル)向けのtxtファイルで、サイトの要約と主要URLの一覧をMarkdown(見出しやリンクを記号で書く軽い記法)で記したものです。人が読むHTMLページは、ナビゲーションや広告、JavaScriptに情報が包まれていて、AIが本文だけを取り出すのは難しく不正確になりがちです。
llms.txtはその手前に置く案内板で、AIに「このサイトは何で、どこを読めばよいか」を短く伝えます。サイトのルート直下(https://自社ドメイン/llms.txt)に置くのが決まりです。
設置の全体像:5工程の流れ
設置は、仕様を知る、作る、設置する、確認する、更新するの5工程で終わります。図の順に進めれば、WordPressでもそれ以外でも迷いません。

- 仕様を知る:形式と項目を確認。llmstxt.orgの形式と、書くべき項目を押さえます(第2・3節)
- 作る:要約とURL一覧。サイトの要約文と、読ませたいURLの一覧を用意します(第3節)
- 設置する:ルート直下に置く。ファイルをドメイン直下に配置します(第6・7節)
- 確認する:URLで200応答。ブラウザで開いて正常に返るかを見ます(第7節)
- 更新する:月1で見直す。URLの増減と要約のずれを月次で直します(第8節)
設置すべきかの判断材料:効果の実測は第4節で
設置に迷う理由の多くは「AIは本当に読んでいるのか」です。第4節では、自社サイトでAI検索経由の訪問がどれだけ来ているかを実測で示し、第5節で自社が今すぐ設置すべきかの判定表を置きます。
robots.txt・sitemap.xmlとの違いと公式仕様(llms.txt specification)
llms.txtは巡回の制御でもURLの網羅でもなく、生成AIへの要約と案内です。
robots.txtとsitemap.xmlの代替ではなく、3つを並べて置くファイルです。仕様はllmstxt.orgで公開された提案で、2026年9月時点では公式規格ではありません。
3ファイルの違いの比較:読む相手・役割・形式・位置づけ
読む相手、役割、形式、位置づけの4点で、robots.txt、sitemap.xml、llms.txtを並べると違いがはっきりします。llms.txtだけが生成AIに向けたMarkdownの案内です。

- 読む相手:robots.txtはクローラー、sitemap.xmlは検索エンジン、llms.txtは生成AIが読みます
- 役割:robots.txtは巡回の可否、sitemap.xmlはURL一覧、llms.txtは要約と案内を担います
- 形式:robots.txtは独自記法、sitemap.xmlはXML、llms.txtはMarkdownで書きます
- 位置づけ:robots.txtは事実上標準、sitemap.xmlは公式規格、llms.txtは提案段階です
llms.txtを置いてもrobots.txtの巡回制御は変わりません。robots.txtでAIボットを拒否したままllms.txtを置くと、案内だけ渡して入口を閉じている状態になるので、両方を整合させます。robots.txtとの違いの詳細は、親記事のllms.txtとはでも扱っています。
公式仕様(llms.txt specification)の所在と提案者
仕様はllmstxt.orgに公開されています。2024年にAnswer.AIの共同創業者Jeremy Howard氏が提案したもので、IETFやW3Cのような標準化団体の規格ではなく、2026年9月時点でも提案段階です。
提案の背景は、コーディングエージェントがライブラリの文書を取りに来たり、検索付きのチャットがページを読んで回答したりする利用が日常になったことです。HTMLは人向けに作られ、コンテキストウィンドウ(AIが一度に読める文量)も限られるため、簡潔な案内が求められます(llms.txt公式仕様)。
llms.txtとllms-full.txtの違い
llms.txtはサイトの要約と主要URLの目次で、llms-full.txtは主要ページの本文をまとめて1ファイルにした全文版です。目次だけでAIが必要なページへ進めるので、llms-full.txtは省略できます。
文書量の多い技術ドキュメントで全文版を用意する例はありますが、企業サイトやオウンドメディアはllms.txtだけで足ります。
llms.txtの仕組みと書き方の基本(テンプレートと記述ルール)
H1のサイト名、引用の要約、H2見出し、リンク行、Optionalの5要素を上から順に書きます。
ファイルはUTF-8のMarkdownで、置き場所はルート直下の /llms.txt に固定です。要素は多くなく、最小構成なら数行で成立します。
構造5要素の書き方:上から順に
「# サイト名」「> 要約文」「## 見出し」「- リンク行」「Optional」の順に、上から並べます。図の5要素だけで仕様を満たします。

- 「# サイト名」:H1は1つだけ。ファイルの先頭にサイト名かプロジェクト名を1行で書きます
- 「> 要約文」:引用で1〜3文。サイトが何で、誰の役に立つかを引用記法で短く書きます
- 「## 見出し」:セクション名。「主要ページ」「サービス」のように、URLの束ごとに見出しを立てます
- 「- リンク行」:名前(URL):説明。1行に1つのURLを、名前、URL、短い説明の組で書きます
- 「Optional」:省略可の節。文脈が足りないときにAIが読み飛ばしてよい補助情報をまとめます
最小テンプレート(llms txt template)
必須はH1と要約と1つのセクションです。次のテンプレートをコピーし、サイト名、要約、URLを差し替えれば最小構成になります。
サイト名
このサイトが何で、誰の何に役立つかを1〜3文で書きます。
主要ページ
- サービス一覧: 提供内容の全体像
- ブログ: 実践記事の一覧
Optional
- 会社概要: 所在地と沿革
記述ルール(llms txt rules)と要約文の決め方
記述ルールは3つです。H1は1つだけ、URLは公開ページのみ、説明は1行で収める。存在しないページや誇張した説明を書くと、AIの回答に誤りとしてそのまま反映されるので避けます。
要約文は、自社のカテゴリー名ではなく、AIに何と聞かれたときに自社を出したいかという問いから逆算して書きます。競合はカテゴリーではなく読者の欲望で決まるので、「AIコンサルティング会社」より「中小企業がAI導入で最初に相談する先」のように、聞かれ方に寄せます。
項目ごとの記述例やNG例は、兄弟記事「llms.txtの書き方」で詳しく扱う予定です。
AIは本当に読んでいるのか:効果の現状と自社実測
llms.txtの効果は保証されませんが、AI検索経由の訪問は実際に来ています。
設置の是非を判断する材料は、llms.txt単体の効果ではなく、AI検索からの流入があるかどうかです。まず「意味がない」とされる根拠を整理し、次に自社の実測を示します。
「意味がない」と言われる理由と現状
Googleは自社の検索でllms.txtを使っていないと表明しています。主要なAIクローラーがllms.txtを取得したログも限定的で、置いただけで引用が増える証拠は2026年9月時点で出ていません。
AIはHTMLを直接読めるので、案内ファイルがなくても内容は把握できるという指摘もあります。私たちもこの点は否定せず、llms.txtを「引用を増やす装置」ではなく「読まれたときに誤解を減らす案内」と位置づけています。
自社実測:AI検索経由の訪問比率と滞在時間
私たちは、自社サイトcurumi.co.jpで2026年5月から7月にかけて、参照元にAIサービス名を含む訪問を集計しました。広告経由は除外した数字で、AI検索経由の訪問はサイト全体の3.2%となり、全業種平均の1.08%(Conductor 2026 AEO/GEO Benchmarks、13,770ドメイン)を上回りました。

滞在時間も長く、AI経由の訪問は平均160秒、自然検索は118秒で約1.4倍です。内訳を見ると、AI経由の訪問のうちChatGPT系が83%を占めます。着地ページの87.7%はブログ記事で、サービスページより記事から入っています。
いずれも自社サイトの計測記録で、第三者の検証は受けていません。そしてこれはllms.txtの効果ではなく、AI検索からの訪問が来ているという事実です。
因果の切り分けと広告との役割分担
AI検索の訪問は、比較が始まる前に出会う訪問です。検索結果で横並びに比較される前に、AIの回答の中で名前が出た状態で来るので、広告が担う「比較の場で選ばれる」役割とは分けて考えます。
llms.txtは、その出会いの場でAIがサイトを正しく説明するための案内です。流入を作る施策の全体像は、LLMO(AI検索最適化)の解説にまとめています。
設置すべきサイトの判定:向くサイト・後回しでよいサイト
5項目のうち3つ以上当てはまるサイトは、今すぐ設置してよいと判断します。
2つ以下なら、robots.txtの整合とサイト構成の整理を先に済ませてから置きます。判定に使う項目は、文書量、AI巡回の可否、構成、更新体制、計測の5つです。
判定基準:5項目のチェック
文書が多い、AI巡回を許可、構成が明確、更新できる、想起を測るの5項目で見ます。3つ以上なら今すぐ設置、2つ以下なら準備を先にします。

- 文書が多い:ドキュメント、記事、FAQが多く、AIに案内する対象が十分にあります
- AI巡回を許可:robots.txtでGPTBotなどのAIボットを拒否していません
- 構成が明確:カテゴリとURLの対応が整理され、主要ページを迷わず選べます
- 更新できる:月1で見直す担当がいて、URLの増減を反映できます
- 想起を測る:AIに自社名が出るかを測り、設置前後の変化を追えます
2つ以下のときに先に済ませること:robots.txtの整合と構成
先に直すのはrobots.txtです。AIボットを拒否したままllms.txtを置くと、案内だけ渡して入口を閉じる矛盾になります。次にカテゴリとURLの対応を整理し、llms.txtに載せる主要ページを決めます。
構成の整理は、サイトマップを紙に書き出す程度で足ります。主要ページが10前後に絞れない場合は、まだllms.txtに載せる段階ではなく、サイト側の整理が先です。
注意点:AIボットをブロックしたまま置く矛盾
業界によってはAIボットのブロック率が高く、既存のrobots.txtで拒否している場合があります。ブロック自体は選択ですが、ブロックするならllms.txtも置かない、置くならGPTBotやClaudeBotなど主要ボットを許可する、のどちらかに揃えます。
判断の軸はAI検索からの訪問を受けたいかどうかです。第4節の実測のように、訪問が来る前提で受け入れると決めたなら、robots.txtは許可側に寄せます。
WordPressでの設置方法:プラグイン「Website LLMs.txt」の手順
WordPressでは、プラグイン「Website LLMs.txt」を有効化するだけでllms.txtが生成されます。
管理画面から検索して追加し、有効化し、設定で投稿タイプを選び、URLで確認する4ステップです。画面名やバージョンは2026年9月時点のもので、変わる可能性があります。
導入手順:検索・追加から確認までの4ステップ
公式のプラグインページはWordPress.orgにあり、管理画面のプラグイン検索からそのまま追加できます。プラグインはllms.txtを生成し、ChatGPT、Claude、PerplexityなどのAIがサイトの主要コンテンツを把握しやすくする索引として管理します(Website LLMs.txt公式ページ)。

- 管理画面の「プラグイン」から「新規プラグインを追加」を開き、「Website LLMs.txt」で検索して「今すぐインストール」を押します
- 「有効化」を押します。有効化と同時にllms.txtの初回生成が走ります
- 設定画面で、含める投稿タイプ(投稿、固定ページ、カスタム投稿)を選びます
- https://自社ドメイン/llms.txt をブラウザで開き、サイト名と要約、URL一覧が表示されるかを確認します
設定項目の一覧:投稿タイプ・コンテンツ設定・更新頻度・キャッシュ管理
設定画面で操作できる項目は4つです。2026年9月時点の名称で整理します。
| 設定項目 | できること | 目安 |
|---|---|---|
| 投稿タイプ | 含める投稿・固定ページ・カスタム投稿の選択 | 記事と主要な固定ページ |
| コンテンツ設定 | 抜粋か本文か、含めるメタ情報の指定 | 抜粋と1行説明 |
| 更新頻度 | 自動再生成の間隔 | 記事更新に合わせ月1以上 |
| キャッシュ管理 | 生成ファイルのキャッシュ削除と再生成 | 表示が古いときに実行 |
投稿タイプでは、下書きや非公開の投稿は含まれず、公開済みのURLだけが載ります。更新頻度はプラグインが自動で再生成する間隔で、記事を増やす頻度に合わせます。
トラブル対処:llms.txtが表示されない場合
表示されないときは、次の順で試します。
- 設定画面からキャッシュを削除し、ファイルを再生成する
- 「設定」→「パーマリンク」を開き、変更せずに保存し直す
- サーバーやCDN側のキャッシュをクリアする
- ルート直下への書き込みが許可されていない場合は、サーバーのファイル権限を確認するか、ホスティングのサポートに書き込み可否を問い合わせる
他プラグインとの併用と競合の注意点
YoastやRank MathなどのSEOプラグインとは併用でき、設定したメタディスクリプションを説明文に取り込めます。sitemap.xmlやrobots.txtとは別ファイルなので、既存の設定と競合しません。
LLMs.txt Generator系など他のプラグインもありますが、設定の細部は兄弟記事「WordPressでのllms.txt設定」で比較する予定です。
WordPress以外の設置方法:手書き・ジェネレーター・CDNと設置後の確認
静的サイトはジェネレーターで生成し、ルート直下に置いて200応答を確認します。
小規模なら手書きでも足り、CDN(配信ネットワーク)を使う構成ならEdgeで返す方法もあります。確認は、ブラウザでURLを開き、応答と形式とrobots.txtの整合を見る手順です。
作り方の比較:手書き・生成ツール・プラグイン
向くサイト、更新、URL漏れ、独自調整の4点で、手書き、生成ツール、プラグインを比べます。WordPressはプラグイン、それ以外は生成ツールが手堅い選択です。

- 向くサイト:手書きは小規模、生成ツールは静的サイト、プラグインはWordPressに向きます
- 更新:手書きは手動、生成ツールは再生成、プラグインは自動で更新します
- URL漏れ:手書きは出やすく、生成ツールとプラグインは出にくいです
- 独自調整:手書きは自由、生成ツールは一部、プラグインはフィルタで調整します
手書き・ジェネレーターで作って置く手順
手書きは、第3節のテンプレートをテキストエディタで埋め、llms.txtという名前でUTF-8保存し、FTPやデプロイでルート直下にアップロードします。ページが少なく、更新も月1程度ならこれで十分です。
ジェネレーター(llms txt ジェネレーター)は、サイトURLを入れるとページを巡回してllms.txtを生成するツールです。生成結果の要約文とURLの並びを自分で直してから、同じくルート直下に置きます。要約はツール任せにせず、第3節の「問いから逆算」で書き直します。
CDN・Edgeで返す方法
CDNやEdge(利用者に近いサーバーで処理する仕組み)を使う構成では、オリジンにファイルを置かず、/llms.txt へのリクエストに対してEdge関数でMarkdownを返せます。複数サイトを同じ設定で管理する場合や、サーバーに直接ファイルを置けない場合に向きます。
Content-Typeはtext/plainかtext/markdownに設定し、キャッシュの有効期限を更新頻度に合わせます。
設置後の確認手順:チェックリスト
設置後は、次の項目をブラウザとrobots.txtで確認します。
- https://自社ドメイン/llms.txt を開き、ステータスコード200で返る
- 開発者ツールでContent-Typeがtext/plainかtext/markdownになっている
- 文字化けがなく、日本語がUTF-8で表示される
- robots.txtで /llms.txt とAIボットを拒否していない
- 記載したURLがすべて実際に開く
依頼先については、内製で十分です。外注するなら、ファイル作成ではなく要約文とURL選定の設計部分に絞ると無駄がありません。
設置後の運用と注意点:私たちはこう回している
設置後は月1で、200応答、主要URL、要約、robots整合、AI想起の5項目を見直します。
llms.txtは置いて終わりではなく、サイトの変化に合わせて直す案内です。注意点を先に押さえ、チェックリストで設置時と月次に分けます。
設置後の注意点:提案段階の仕様と効果保証なし
注意点は6つです。
- 仕様は提案段階で、2026年9月時点では公式規格ではなく、書式が変わりうる
- 効果は保証されず、置いただけで引用や流入が増えるとは限らない
- robots.txtの代替にはならず、巡回の可否は別に制御する
- 誰でも閲覧できる公開ファイルなので、社外秘や未公開情報は書かない
- 虚偽や誇張を書かない。AIの回答にそのまま誤りとして出る
- 定期メンテナンスが要る。URLの追加や削除、要約のずれを放置しない
運用チェックリスト:設置時と月次の確認項目
200応答、主要URL網羅、要約の正確さ、robots整合、AI想起計測の5項目を、設置時と月次に分けて回します。◎は必ず、○は変更があれば、△は設定変更時のみ確認します。

- 200応答:設置時に必ず確認し、月次はサーバーやプラグインの更新があれば見ます
- 主要URL網羅:設置時に主要ページを載せ、月次は新記事や削除ページを反映します
- 要約の正確さ:設置時に問いから逆算して書き、月次はサービス変更があれば直します
- robots整合:設置時に必ず確認し、月次はrobots.txtの設定変更時だけ見ます
- AI想起計測:設置時にベースラインを取り、月次は必ず計測して変化を追います
私たちの月次運用とAI想起の計測(実測)
私たちは、llms.txtを置く前にAIの想起を測りました。2026年8月28日にGeminiへ12問を投げたところ、3問以上で繰り返し想起された会社は7社で、設置前の基準値として株式会社くるみの想起は0/12でした。ゼロから測り始めるからこそ変化が見えるので、この7社の顔ぶれをベースラインとして記録しています。
月次の確認は、llms.txtの200応答、主要URLの網羅、要約の正確さ、robots.txtとの整合の4点を見て、想起計測と合わせて記録します。計測の設計と改善は、LLMO支援の中で行っています。
llms.txtのよくある質問
llms txtのfull formとmeaningは?
llms.txtのllmsはLarge Language Models(大規模言語モデル)の略で、生成AI向けのテキストファイルという意味です。サイトの要約と主要URLをMarkdownで書き、ルート直下の /llms.txt に置きます。人が読むHTMLの手前に置く案内板で、robots.txtのように巡回を制御するものではありません。
公式仕様はどこにあり、誰が提案しましたか?
仕様はllmstxt.orgで公開されています。2024年にAnswer.AIの共同創業者Jeremy Howard氏が提案し、2026年9月時点でもIETFやW3Cの規格ではなく提案段階です。書式は今後変わる可能性があるので、設置後も公式ページを見返し、変更があれば自社のファイルに反映します。
Website LLMs.txtプラグインを入れるとChatGPTやPerplexityに出るようになりますか?
保証はありません。プラグインはllms.txtを生成して管理するだけで、AIがそれを読むか、回答に引用するかは各サービス側の判断です。私たちの実測でもAI検索経由の訪問は来ていますが、llms.txtの効果とは切り分けています。出るかどうかは、設置後にAIへ自社名が出るかを測って確かめます。
ジェネレーターとプラグインはどちらがよいですか?
WordPressならプラグインが自動更新でURL漏れも少なく、手堅い選択です。静的サイトやWordPress以外のCMSではジェネレーターで生成し、要約文を自分で直してからルート直下に置きます。どちらでも、要約文は「AIに何と聞かれたときに出たいか」から逆算して書き直す点は同じです。
llms.txtとllms-full.txtは両方必要ですか?
両方は要りません。llms.txtが要約と主要URLの目次で、llms-full.txtは主要ページの本文を1ファイルにまとめた全文版です。企業サイトやオウンドメディアはllms.txtだけで足り、大量の技術文書を持つサイトで全文版を追加で検討します。基礎は親記事のllms.txtとはにまとめています。
まとめ:llms.txtは費用ゼロで置けるAI向けの案内。設置してから測る
robots.txtの整合を確認し、設置し、AIの想起を測る、この順で進めます。
llms.txtは費用ゼロで置けるAI向けの案内で、WordPressならプラグイン「Website LLMs.txt」の有効化で終わります。効果は保証されませんが、AI検索経由の訪問は自社の実測で全業種平均を上回って来ています。
5工程の再掲:仕様を知るから更新するまで
仕様を知る、作る、設置する、確認する、更新するの5工程を、もう一度図で置きます。WordPressなら「設置する」がプラグインの有効化に置き換わります。

- 仕様を知る:形式と項目を確認
- 作る:要約とURL一覧
- 設置する:ルート直下に置く
- 確認する:URLで200応答
- 更新する:月1で見直す
次の一手:robots.txt整合→設置→AI想起の計測
次の一手は3つです。robots.txtでAIボットを拒否していないかを確認し、プラグインかジェネレーターで設置し、AIに自社名が出るかを測ります。llms.txtは、AI施策の中では最初に置ける小さな一歩です。
llms.txtの次にどのAI施策から手を付けるかを迷う場合は、AIおきかえくんで自社の優先順位を診断できます。設置や計測について相談したい方は、記事末尾の問い合わせからお声がけください。



