アイデアは無限。ただし、終わらせるのは他の誰かだったりする。
ENTP
INNOVATOR仮説起案者
枠を外し、まだ検討されていない選択肢を出す。
仕事の価値観
あなたが守っているのは、正解より「まだ検討されていない選択肢が残っていないか」です。全員が同じ前提で話しはじめた瞬間に、居心地の悪さを感じる。それが仕事だと思っている。
強み
あなたが議論で最初に見ているのは、出ている案ではなく、その場の全員が疑っていない前提のほうです。誰も触れていない一点を見つけると、そこを外した案が自動的に出てきます。良し悪しは机上では決めません。試して返ってきた反応で判断するので、案は完成させずに出します。出したものが結論ではないので、否定されても手元には何も減りません。
- 行き詰まった議論に、新しい選択肢を持ち込める。
- 離れた領域の話をつなげて、筋のある仮説をつくれる。
- 反対されても、案を出し続けられる。
力が出る仕事:新規事業の初期、企画、アライアンス、競合が固まった市場での差別化。
弱み
言われること
「発想が面白い。会議が動く」
思われていること
「面白い話のあと、誰が形にするのかが毎回決まっていない」
あなたの中で、案を出すことは検討を続ける行為です。選択肢の網羅が終わっていない限り、次の一手は当然出てきます。ところが場にいる人は、面白い案が出た時点でそれを方針として受け取り、動かす準備を始めます。あなたが翌週にまた前提を外すと、動きはじめた人だけが行き先を失います。悪気がないのは、あなたがまだ決めていないからです。
よくある失敗
前提を外した案を3つ出す。場が一気に活気づく。
そのうち1つが動きはじめる。あなたはもう次の案を考えている。
細部の詰めで止まっている。あなたは別の案件で盛り上がっている。
面白い案が3つ、どれも8割で止まったまま残っている。
誤解されやすい点
よく言われること
「飽きっぽい」
選択肢の網羅が終わっていないだけです。完了条件と締める相方があれば、同じ人が最後まで走ります。
「反対ばかりする」
否定ではなく、別解を探しています。「今日は決める日です」と宣言すると、本人も切り替えます。
「計画性がない」
机上の計画より、試したほうが情報が早いと判断しています。検証の設計自体はむしろ得意です。
言葉の受け取られ方
- 本人
- 「逆にこうしたらどうだろう」
- 同僚
- 「また振り出しに戻された」
- 実際
- 否定ではなく、可能性の網羅がまだ終わっていない
- 本人
- 「一回やってみないと分からない」
- 同僚
- 「計画を立てる気がない」
- 実際
- 机上で議論するより、試したほうが情報が早いと知っている
不在時の影響
すぐ起きること
会議が短くなります。予定どおりの結論が、予定どおりに出る。
あとから分かること
半年後、去年と同じ施策を少しだけ改善した計画が並びます。誰も前提を疑わなくなった組織は、静かに縮みはじめます。
この先に書いてあること
- 職種別の適性
- 上司・部下としての違い
- 依頼文の良い例と悪い例
- 評価指標と目標設定
- 他タイプとの相性
- ストレスと退職の兆候
- 必要な職場環境
- 自分でできる対策
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16 Types
16タイプの一覧
一緒に働く人のタイプを開けば、その人の解説がそのまま読めます。
構想と分析
前提を疑い、まだない選択肢と構造をつくる4タイプ。
意味と人
人と組織の内側を読み、意味と関係から動かす4タイプ。
実行と維持
決めたことを守り、組織が回り続ける状態をつくる4タイプ。
現場と即応
目の前の状況へ即応し、実物と行動で前へ進める4タイプ。
タイプの違いをチームの成果に変えるところまで。
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