全体が見えている。見えすぎて、現場の裁量を握りつぶすことがある。
ESTJ
CONTROLLER稼働管制者
全体を見て、手順と配置で処理量を最大化する。
仕事の価値観
あなたが守っているのは、個人の裁量より「全体が止まらないこと」です。詰まりが表面化してからでは遅いと知っていて、その前に配置と手順を組み替える。
強み
あなたが数字を見るとき、探しているのは誰の成績でもなく、どの工程で仕事が溜まっているかです。人ではなく流れを見るので、担当者の言い分を聞くより先に滞留の位置が分かる。だから手を打つのが早く、同じ人員のままで処理量を動かせます。基準を全員へ同じように当てられるのも、見ている対象が人ではなく工程だからです。
- ボトルネックを、数字と現場の両面から早く見つけられる。
- 人を増やさずに、処理できる量を上げられる。
- 決めた基準を、全員に同じように適用できる。
力が出る仕事:オペレーション統括、進行管理、営業マネジメント、拠点運営。
弱み
言われること
「状況を把握してくれているので安心」
思われていること
「把握のための報告が増えて、現場の手が止まっている」
報告が増えるのは、流れを見る人には、情報がないと詰まりそのものが見えないからです。事故が起きるたびに確認を一つ足すという判断は、そのつど正しい。ただし足した項目は誰かの作業時間で、あなたの側からは合計が見えません。現場がそれを監視だと受け取るころ、あなたはまだ、早く気づけば助けられると思っています。
よくある失敗
原因を特定し、確認項目を1つ増やす。正しい判断。
確認項目が7つになっている。どれにも理由がある。
現場が「確認のための作業」に時間を使いはじめる。
処理量が落ちる。原因が管理そのものであることに、誰も言及できない。
誤解されやすい点
よく言われること
「細かい」
崩れたときの復旧コストを知っています。ただし管理の総量に上限を設けないと、確かに現場が窒息します。
「変化を嫌う」
基準のある変化なら歓迎します。嫌うのは、基準がないまま「とりあえず変える」ことです。
「人に厳しい」
個人ではなく、仕組みの不備を見ています。伝え方が直接的なだけで、対象は人ではありません。
言葉の受け取られ方
- 本人
- 「今どこが詰まってますか」
- 同僚
- 「監視されている」
- 実際
- 詰まる前に組み替えたいだけで、責める意図はない
- 本人
- 「基準を決めましょう」
- 同僚
- 「またルールが増える」
- 実際
- 基準がないまま走ると、崩れたときの復旧が数倍かかると知っている
不在時の影響
すぐ起きること
現場が軽くなります。会議も減って、みんな仕事に集中できます。
あとから分かること
1か月後、どこが詰まっているのか誰も分からなくなります。あなたがしていたのは、全体を見るという誰もやりたがらない仕事でした。
この先に書いてあること
- 職種別の適性
- 上司・部下としての違い
- 依頼文の良い例と悪い例
- 評価指標と目標設定
- 他タイプとの相性
- ストレスと退職の兆候
- 必要な職場環境
- 自分でできる対策
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16 Types
16タイプの一覧
一緒に働く人のタイプを開けば、その人の解説がそのまま読めます。
構想と分析
前提を疑い、まだない選択肢と構造をつくる4タイプ。
意味と人
人と組織の内側を読み、意味と関係から動かす4タイプ。
実行と維持
決めたことを守り、組織が回り続ける状態をつくる4タイプ。
現場と即応
目の前の状況へ即応し、実物と行動で前へ進める4タイプ。
タイプの違いをチームの成果に変えるところまで。
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